CADより安く手軽に、Excelよりも早く正確に綺麗な図が描けるソフトないかな?
そんな方に理想的な作図ソフトを見つけたので、メーカーの技術者目線で解説していきます。
☑ 化学メーカー生産技術職
☑ 工学修士
・「Edraw Max」のメーカー技術者としてのレビュー
この記事を読めば、Edraw Maxの特徴と、どのような場面で役に立つか理解できます。
Edraw Maxのメーカー技術者のレビュー
Edraw Maxは作図・製図に特化したソフトウェアです。
これ一本で、様々な図を短時間で美しく仕上げることができます。
Edraw Maxでは280種類以上の図を作成することができます。
メーカー技術者としてよく使うのはこの辺りでしょうか。
- プロセスフロー図
- P &ID
- レイアウト図
- システム構成図
- 模式図
- フローチャート
詳細が知りたい方はこちらをご覧ください。
私は仕事やブログでEdraw Maxを愛用しています。
その中で感じたメリットを共有します。
- プラント素材が豊富
- 図形の合成・分割で自由自在な絵が描ける
- オブジェクトのコネクタ接続が早い
- 作図以外の仕事でも大活躍
メリット①プラント素材が豊富
下記のリンクはデフォルトで使用できるP &IDやPFDの素材の一覧表です。
これだけの素材がすぐに使えるので、仕事のスピードがかなり上がりました。
メリット②図形の合成・分割で自由自在
デフォルト素材の中に必要な図がときは、2種類以上の図形を合成したり分割したりすることで、オリジナルな図形を簡単に作成することができます。
先日は、差圧流量計の模式図(オリフィス入りの配管)を書くときにもこの機能を使いました。
メリット③オブジェクトのコネクタ接続が早い
オブジェクトの高速接続が可能です。
プロセスフロー図を書くときに特に役立ちます。
メリット④作図以外の仕事でも大活躍
役立つ場面が多数あるので、ざっとご紹介します。
・プロジェクト/タスク管理
・組織図作成
・ワークフロー図作成
・問題抽出・思考の整理(マインドマップ)
・間取り図
・Visioの代替
私がデメリットとして感じるのは以下の2つです。
- CADの方が正確
- ExcelやPowerPointでも同様な図が描ける
デメリット①CADの方が正確
私は会社でAutoCADを使用しています。
CADに慣れているため、P &IDやレイアウト図はCADを使用した方が早くて正確に書くことができます。
一方で、ExcelやPowerPointで頑張って線を繋げて書いていた図は、圧倒的にEdraw Maxの方が有利です。
また、自宅ではちょっとしたことであれば、CAD代わりに使用することもあります。
参考までに、私が考える適合表を作成しました。
デメリット②ExcelやPowerPointでも同様な図が描ける
Auto CADより安いとは言え、Edraw Maxは有料ソフトです。
Edraw Maxで描ける図は、ExcelやPowerPointでも頑張れば描けてしまいます。
早さ、綺麗さにこだわらなければ、既にインストールされているであろうExcelやPowerPointなどでも良いかもしれません。
価格は以下の3プランです。
- 1年間プラン(9,800円/年、サブスク)
- 永久ライセンス・プレミアム(19,600円、買切り)
- 可視化セット 永久ライセンス・プレミアム(29,920円、買切り)
おすすめは②永久ライセンス・プレミアムです。
買切りで永久的にバージョンアップすることができるからです。
(私は、Edraw Mindも使用したかったので③を購入しました。)
ただし、無料版もありますので、まずはお試ししてから購入検討することをおすすめします。
「Edraw Max」の無料版のダウンロードページへ私以外の口コミも気になりますよね。
下記の比較サイトが口コミが多くて参考になりました。
また、世界中の多くの有名企業で導入されています。
最後に
CADよりも安く手軽に、Excelよりも早く正確に綺麗な作図ができるソフトを探していて、やっと理想の作図ソフトを見つけることができました。
何より「Edraw Max」は思い通りに作図できるので、使っていて楽しい作図ソフトです。
エンジニアリング関係の作図はもちろん、組織の運営や課題抽出にも役立つ機能も魅力的です。
業務の効率をあげたい方、思い通りの図を素早く描きたい方におすすめです。
「Edraw Max」の無料版のダウンロードページへ